2014年9月23日火曜日

イスラエルが農業立国の件

中東に位置するイスラエルは国土の60%以上が乾燥地帯で水が乏しい。
国土面積は四国より大きいくらい。

日本とイスラエルを比較すると驚く。
イスラエルの農業従事者は7万人で日本は310万人なので約45分の1。
イスラエルの農業生産高は6400億円、日本は8兆3000億円なので13分の1。
そしてなんと、農作物輸出額は2500億円で日本とほぼ同じ!
イスラエルの農業生産性は日本の50倍!

参考:
間近で見たイスラエル農業の先進性
砂漠の農業立国イスラエル


乾燥地帯の国に水資源の豊かな日本が農業の生産で大きく遅れているとは驚いた。
点滴灌漑という仕組みを使って、少ない水を節約し効率的に生産しているらしい。

wiki: 点滴灌漑

うーん、日本だと水が豊富にあるせいでこの方法が有効に思えないが、イスラエルの生産性の高さを実現するためには必要なのかな。

灌漑をググってたら、魚の養殖と水耕栽培を同時にするアクアポニックスという農業を知った。
アクアポニックスの歴史(古代〜現代)ーー循環型農法の軌跡を1000年前から振り返る

魚のフンを肥料にして水耕栽培の野菜を育てようっていう作戦。
こっちのほうが日本に向いてそう。
山間部で温泉つかって高級魚(鯛だったか?)の養殖をするっていうのもあったし、魚と野菜が一緒に取れたらお得。

最近、数が取れなくて高騰しているウナギとかマグロが育ったらいいな(笑)