2014年12月27日土曜日

テントウムシの飼育で準備するものリスト・・・合計12500円!

テントウムシ(ナミテントウにする)の飼育をするときに必要になりそうなものをまとめる。
「テントウムシの飼い方」等でググれば色々情報は出てくるよ。

次の4項目で考えた。

  1. 飼育環境整備
  2. 虫・物の移動
  3. 餌の作成、給餌
  4. 餌の材料
以下に、それぞれの品と買う場合の料金目安をメモ。Amazonで調べたので実際は上下する。

1. 飼育環境整備


・ピタリ適温プラス 1号(18cm x 15cm) ・・・ 2500円

・コバエシャッター蓋+ケース/ミニ(11cm x 18cm x 15cm) ・・・ 400円

・ニチドウ マルチ湿・温度計 ・・・ 1600円

・木の小枝いくつか ・・・ 拾ってくる
産卵場所になる?

・キッチンペーパー ・・・ 家の使う
糞飼育ケースに敷いておくと掃除が楽かな?

・綿棒が入ってたプラスチックケース ・・・ 家の使う
卵産んだら分離しよう。

(1の合計)=2500 + 400 + 1600 = 4500円


2. 虫・物の移動

・絵筆 ・・・ 700円
http://www.amazon.co.jp/dp/B002R59R9G
いくつか使って使いやすいサイズ探さないとかな。

・ピンセット ・・・ 400円
http://www.amazon.co.jp/dp/B0041IYP0I

(2の合計)= 700 + 400 = 1100円


3. 餌の作成、給餌

・乳鉢、乳棒 ・・・ 800円

・作った餌を保存しておくジップロック(小) ・・・ 300円

・水差し ・・・ 300円
あったら便利かな。

・電子はかり ・・・ 2400円

・薬包紙 ・・・ 600円

・薬さじ ・・・ 200円

・餌入れ ・・・ 家で探す
お菓子の蓋でいいかな?

・水入れ ・・・ 家で探す
ペットボトルの蓋にティッシュ入れとけばいいかな?

(3の合計)= 800 + 300 + 300 + 2400 + 600 + 200 = 4600円


4. 餌の材料

・ブラインシュリンプ耐久卵 ・・・ 700円

・エビオス錠 ・・・ 1600円

・砂糖 ・・・ 家の使う

・安息香酸 ・・・ Amazonで売ってないから要らない
テントウムシの上手な飼いかた」に餌に入れるとカビよけになると書いてあった。

(4の合計)= 700 + 1600 = 2300円

※えさの分量は前のブログに貼ったPDF等を見れば良い(既にあった!ナミテントウの人工飼料


まとめ

オレが飼育を開始するのに必要な代金の目安は、
4500 + 1100 + 4600 + 2300 = 12500円。
うむ。

飼育の準備はこれで大丈夫そうだが、一番の問題は、「真冬に東京でテントウムシをどうやって捕まえるか」だな。

2014年12月18日木曜日

既にあった!ナミテントウの人工飼料

テントウムシの人工飼料無いかなぁとずーっと探してた訳ですよ。
ナミテントウに関しては既にありました!!
(とある専門家にメールで聞いたら教えて下さいました。本当に有難うございます。)

ナミテントウの人工飼料に関しては、実はいくつか論文があるっぽい。

1つ目がこれ。

2つ目がこれ。(こっちの方が古いかな?)

それぞれの論文読んで、調べた結果の要点をまとめると次のような感じ。
  • ブラインシュリンプ耐久卵というものは魚用の餌として安く購入できる
  • ブラインシュリンプ、砂糖、酵母(P2G)でナミテントウの人工飼料を作れる
  • 作った人工飼料で繁殖も行える
論文で使われている酵母はアサヒビール製らしいのだが、HPのどこを見ても見つからない。
問い合わせましたよ。

結果、一般販売は行っていないのでお知り合いの商社や問屋にお願いしてくれとのこと。
ちなみに、10kg単位の販売になるらしい。値段も聞いてみたが手元に料金表がなくて分からなかった。

仕方ないのでエビオス錠で試してみよう。。


ちなみに、お金持ちの方はもっと別の方法があって「冷凍スジコナマダラメイガ卵」をネットで買えば良いらしい。
スジコナマダラメイガという蛾の卵を殺菌したもの。
気になるお値段は100gで5万円。。。

説明にちゃんとテントウムシも飼育できるって書いてある。


今度、時間出来たらテントウムシの飼育ケース用意して、人工飼料作ってナミテントウに与えてみたい。
産卵までできる人工飼料が見つかって良かった。

2014年12月14日日曜日

遺伝子組み換え植物、動物について調べる

害虫や病気に強い植物や動物を遺伝子組換えにより作れる。
食料を低コストで安定的に生産するために有利な方法とされている。
さて、日本ではどういった状況なのか疑問に思ったので調べておこう。

厚生労働省のHPに一般向けの資料が置いてあった。
遺伝子組換え食品の安全性について(PDF)

遺伝子組換え食品としてよく目にするものは次のもの

  • 大豆
  • じゃがいも
  • なたね
  • とうろもこし
その他も書いてあるが、上記の作物に比べると消費量が落ちるので無視。

平生24年時点では、商業用に遺伝子組換え作物は日本では作られていないらしい。
作付面積の上位五カ国は次のような国。
  • アメリカ(43%)
  • ブラジル(19%)
  • アルゼンチン(15%)
  • インド(7%)
  • カナダ(7%)
日本でも商業的栽培が認められているのに広まらないのは消費者心理を木にしているのかもしれない。(日本での商業的栽培は禁止されているのですか?
と思ったが、少し調べると細かく書いてくれているATJというサイトがあった。
地元の生産者の方たちが中心となって反対した結果、現在のところ、遺伝子組み換えは日本では商業栽培されていません。
なるほど。確かに地名が出ると風評被害に繋がるかもしれないから、違う野菜作っている農家からも反発受けるのは分かる。
上記ATJのページに興味深い事がいくつかあるので転載しとく。
醤油、大豆油、コーンフレーク、水飴、異性化液糖、デキストリン、コーン油、菜種油、綿実油、砂糖は、表示が不要とされています。トウモロコシや大豆から 作ったこれらのものの多くは現在日本では多くが遺伝子組み換えを含んでいると思われますが、それは表示する義務がないのです。
豚肉、牛肉、鶏肉などはどうでしょうか? 遺伝子組み換えの餌を使っているかどうか、これもまた表示義務がありません。
「遺伝子組換えでない」の表示でも、重量で5%未満の遺伝子組換え作物の混入が許されています。
ん!?なんで混入していいんだよ!!笑
残念ながら日本は大量の遺伝子組み換え作物を主に米大陸から輸入しています。推定ですが、大豆、トウモロコシ、ナタネのほとんどが遺伝子組み換えになっていると言われています(2010年のデータで大豆75%、トウモロコシ80%、ナタネ77%)。
そんなに遺伝子組換えだったのか。知らなかった。。
トウモロコシ等は飼料になっているし、たしかに遺伝子組換え作物の方が効率いいんだろうな。


作物の状況はなんとなく掴んだな。(多分)

動物の状況はどうなのよっと、調べてみたら今のところ市場には出てきていないらしい。
理由は人間、自然への悪影響が分からないから。
遺伝子組み換えがもたらすモンスター食品動物5選」というのが面白かった。

  1. 2倍の早さで成長する鮭
  2. 羽がないニワトリ
  3. 人の母乳を出す牛
  4. 猛毒を出すキャベツ
4つしかないけどな(笑)。
興味がある人は画像や動画もあるのでもとのサイトを見てくれ。


ちなみに、これが羽がないニワトリの動画。まぁ、便利だこと。
<iframe width="420" height="315" src="//www.youtube.com/embed/kHh_rRIyo7o?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

確かに2倍で成長する鮭が自然に出てしまったら、生態系がどうやって変化するか分からないから慎重にやらざるを得ないよね。

ガンダムSEEDは、遺伝子組換え人間と普通の人間の戦争だった。
より優秀な頭脳、体、容姿を求めるなら遺伝子組換えを望む人間の欲望って怖いね。

2014年12月6日土曜日

アヒル(鴨)の市場規模や養殖のデータが見つからない

鶏については肉や卵のデータが出てくるのだが、アヒルについては価格データや飼育規模等のデータが見つからない。

日本では市場規模が小さいので誰もデータを欲していないのだろう。

今でも、中国や東南アジアではアヒルの飼育が結構行われているらしい。
(そもそもアヒルの養殖は中国で鴨を家畜としたところから始まっているらしい。)
中国を代表する高級料理の北京ダックはアヒルだからね!

また、アヒル肉は「鴨肉」としてフランス料理等で高級料理として振る舞われる。
日本でも鴨肉は比較的高級な食材のようだ。
ただ、データが無い。。

日本で食べられている鴨の大半は中国だろうが、フランスからの輸入品もあるようだ。
鶏の経済性に劣るのだろうが、高級品としての価値があるならば養鴨も可能性あるのかなと思った。

鴨肉を調べていてコックフーズ株式会社のHPに丁寧に説明が乗ってた。

日本で最も多く流通しているあい鴨肉は「北京種」をベースにイギリスのチェリバレー社が改良しました、肉用種として最適な「チェリバレー種」が主体です。
チェリバレー種の特長はバルバリー種(日本で流通し、フランス鴨と呼ばれる品種)より肉組織が緻密でコク味が強いあい鴨です。
なるほど。日本ではチェリバレー種とバルバリー種の2種類が需要高いっぽい。

卵について調べててやたら情報量があるのでメモとして記録。
たまご博物館
こうゆうCSSも使わない古いホームページみるとなんかほっこりするよね。
何より凄いのが情報量。下手な書籍よりよっぽど多いと思う。
今は読まないけど何かを調べる時の役に立ちそう。


私は基本的に、肉は輸入品が安いうえに鮮度による味の変化が少ないので国内で養殖するのはシンドいという考え方。
牛肉は飼育方法でかなり大きな味の差が出るのとブランドがあるので国内がまだ残れるが、豚肉と鶏肉は味の差が小さくブランドが弱いので輸入品と戦うのはきっと大変だよ。。
高級品になれるかどうかがポイントだね。